プレステポータブル プレステポータブルとは?

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プレイステーション・ポータブル(PSP)
プレイステーション・ポータブル(PlayStation®Portable)は、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCEI) が日本国内では2004年12月12日に、アメリカでは2005年3月24日に発売した家庭用携帯ゲーム機である。略称は、PSP™(ピーエスピー)。

「プレイステーション」の名を冠しているものの、プレイステーション・プレイステーション2とは違い、プレステと略されることがない異色の存在である。

また、「プレイステーション」の名を冠しているにもかかわらず、プレイステーションやプレイステーション2との互換性がない(ただしプレイステーションに関してはソフトウェアの移植を容易にするエミュレータのベンダーへの提供がアナウンスされている)。

プレステポータブル その他

その他

ゲームタイトルに関して
日本国外では人気ゲームソフト、Grand Theft AutoのPSP版「Grand Theft Auto: Liberty City Stories」が2005年10月25日に発売されキラーソフトとなっているが、同シリーズに対する自治体からの有害図書指定等の影響で日本語版の発売予定は2006年2月時点では存在しない(但し、日本国内で同ソフトを輸入販売している業者などが存在する為日本国内で購入は可能)。

モンスターハンターポータブルが50万本を売り上げるなど、少しづつ上質なソフトが出来上がりつつある。

また、2006年3月15日に行われたPSビジネスブリーフィングで久夛良木健SCE社長がPSPで動作するプレイステーションのエミュレーター開発を行っていることを発表した。また、このエミュレーターが完成したらプレイステーションソフトをオンラインで販売し、ソフトの動作についてはメモリースティックDuoに保存して動作させる設定となる予定であると発表した。但し、ボタン数がプレイステーションよりも少ない為にどのようにソフトを操作するのかは不明である。

サポート外ソフトウェア起動問題
メモリースティック Duo経由で他ゲーム機をPSP上で動作させるエミュレートプログラムや自作プログラムが存在している為、そういったプログラム起動防止の為にセキュリティアップデートを頻繁に行っている。このため、保障外プログラムを起動させる為にPSPのファームウェアを旧版にダウングレードしたり(外部リンク)、最新バージョンのファームウェアでもUMDゲームの脆弱性を利用し自作プログラムを動かしたりするなど、いたちごっこが続いている。 ソニー側としてはこのような自作プログラムをPSPで動かすことは推奨しないとしており、このプログラムを動作させてトラブルを起こしたとしてもサポートは一切行わないとコメントを出している。事実、エミュレータ起動による破壊プログラムで破損したPSPが修理対象外になるなどの報告も多数ある。

また正規のアップデートファイル以外の本体ソフトを書き換えるファイルも出回ったことがあり、SCEは2005年1月17日に「“PSP”本体ソフトウェアの書き換えファイルに関するご注意」という告知を行い、非公式のアップデートファイルを不用意に実行しないようにユーザーに呼びかけた。

コンピュータウィルス問題
PSPに感染するウィルスの存在がシマンテックによって報告されている。 「トロイの木馬」と呼ばれるタイプで、感染するとBIOSを破壊して起動不可能にしてしまう。報告されたウィルスは「PSPでサポート外ソフトウェアを起動させる為のプログラム」と偽造して配布されており、SCE側としてはこういったソフトウェア使用についてサポート外としている為に、感染した場合のサポートは行わないと発表している。このウィルスについてはPSPのバージョンを2.01以上にすれば感染は防ぐことができると確認されている。

バージョン2.0以降ではブラウザ機能を有しているが、今のところブラウザ機能を経由したウイルス感染や更に無線LAN経由でユーザーの知らないうちにウィルスに感染するといった報告は2005年10月16日現在行われていない為に、一般ユーザーへの脅威は少ない。

日本国外での発売
アメリカ合衆国では2005年3月24日に発売し、100万台を出荷、1週間で57万5000台を販売したとされる。韓国でも2005年5月2日に発売、値段は日本のバリューパックやアメリカ版よりも1万円ほど高いが、ブラウザソフトの同梱によってサイト閲覧が可能になっている。ヨーロッパ (EU各国)、オーストラリアでも2005年9月1日に発売された。これら以外の国については、2005年12月現在発売されていない。

初期不良問題
PSPの発売当初に様々な不良が指摘されたが、経済誌『日経ビジネス』掲載の久夛良木健SCE社長のインタビュー記事(2005年01月25日)は特にボタンに対する不良問題についてのSCE側の見解を発表した最初のものであるが、それによるとSCEは押したボタンが戻らなくなる場合があるのは「一部の金型に問題」があったとして不具合を認め、修理対応しているという。 しかし、ボタンが反応しない場合がある点については「(ボタンの位置が検知位置と一致していないのは)それが仕様。これは僕が作ったもので、そういう仕様にしている。」「世界で一番美しいものを作ったと思う。著名建築家が書いた図面に対して門の位置がおかしいと難癖をつける人はいない。それと同じこと」と、不具合であることを否定し仕様をデザイン優先で決めたことを明らかにした。そして「使い勝手についていろいろ言う人もいるかもしれない。それは対応するゲームソフトを作る会社や購入者が、この仕様に合わせてもらうしかない」とした。 ※白バージョンPSP-1000KCWでは、問題となったボタンの構造が変更されている。参考リンク

サポート問題
PSPを発売した当初、PSPを担当するサポートの電話番号が、購入者側と販売店舗側まとめてひとつの局番しかなく、電話がパンク寸前にまでなっていた。また、インターネットで高まる批判に押され、問題をあらかじめ避けるため、開封して動作確認の上販売する量販店もあった。


現状の制限事項と将来の性能向上、その影響
現在発売されているPSPソフトは可変クロック周波数機能により 最大222MHzで動作するように設計されており、将来PSP本体仕様の上限であるクロック周波数 333 MHzまで利用された場合、現在よりもさらに性能が向上する事になる。

日本国外での評価
米国の雑誌「ポピュラーサイエンス」は、11月15日発売の12月号で、2005年の新製品大賞を発表した。ソニーの「プレイステーション・ポータブル」(PSP)がハイテク小物部門にて、東芝の垂直磁気記録方式ハードディスクドライブ(HDD)がコンピューター部門にて、ともに大賞を獲得したとのことである。参考リンク
Spike TV Videogame Awards 2005においてBEST BREAKTHROUGH TECHNOLOGY賞をPSPが受賞した。Gaming HorizonのSpike TV Videogame Awards 2005記事
Time誌の「Best Inventions 2005」をPSPが受賞した。Time.com Best Inventions 2005 (PSP)
Manila Bulletin Onlineにて「THE TOP 15 TECHNEWS GADGETS OF 2005」の第1位。Manila Bulletin Online:THE TOP 15 TECHNEWS GADGETS OF 2005

プレステポータブル 同時発売ソフト

同時発売ソフト
括弧内はゲームのジャンル名、及びメーカー名。

SCEJ製作ソフト

みんなのGOLF ポータブル (ゴルフ・ネットワーク対戦可能 / ソニー・コンピュータエンタテインメント)
ライセンシーソフト

リッジレーサーズ (レース・ネットワーク対戦可能 / ナムコ)
ルミネス (アクションパズル / バンダイ)
ヴァンパイア クロニクル ザ カオス タワー (対戦格闘 / カプコン)
アーマード・コア フォーミュラフロント (人工知能シミュレーション / フロム・ソフトウェア)
麻雀格闘倶楽部 (麻雀 / コナミ)
本体から1週間以内に発売されたもの(16日)

ことばのパズル もじぴったん大辞典 (パズル / ナムコ)
METAL GEAR ACID (ストラテジー / コナミ)
真・三國無双 (アクション / コーエー)
どこでもいっしょ (会話シミュレーション / ソニー・コンピュータエンタテインメント)
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女 (ロールプレイング / バンダイ)
ころん KOLLON (アクションパズル / サイバーフロント)
ちなみにネットワーク対戦可能なゲームはXLink KAIであまり問題なく動作したゲームのみ明記。

プレステポータブル バリエーション

バリエーション
価格は税抜き価格。

2004年12月12日発売

プレイステーション・ポータブル(ブラック)(PSP-1000):19,800円
プレイステーション・ポータブル バリュー・パック(ブラック)(PSP-1000K):24,800円
通常セットは本体とバッテリーのみ。バリュー・パックはメモリースティック PRO Duo(32MB)、リモコン付きヘッドホン、ポーチ&ハンドストラップが付属。
2005年9月15日発売

プレイステーション・ポータブル バリュー・パック(セラミック・ホワイト)(PSP-1000KCW):24,800円
色違いバージョン。バリュー・パックのみの発売で、通常版はなし。
2005年11月17日発売

プレイステーション・ポータブル ギガパック(ブラック)(PSP-1000G1):29,800円
プレイステーション・ポータブル ギガパック(セラミック・ホワイト)(PSP-1000G1KCW):29,800円
こちらはボーナスシーズンに向けた期間限定モデル。2006年4月現在、生産は打ち切りとなり、残るは店頭の在庫のみとなった。
リモコン付きヘッドホン、ポーチが付属しバリュー・パックと同様だが、メモリースティック PRO Duo(1GB)が付属されることになり、他にも新たにUSBケーブルやクロスやUMD観賞用スタンドが付属しパッケージも変更されている。しかし、ストラップは付属していない。詳しくはこちら
2006年4月20日発売予定

プレイステーション・ポータブル (セラミック・ホワイト)(PSP-1000CW)19,800円
本体のほかはACアダプターとバッテリーパックのみ。メモリースティックデュオが別途必要。

プレステポータブル 歴史

歴史
2003年5月14日−新携帯プラットホーム“PSP”発表
2004年5月−携帯型ゲーム機 「プレイステーション・ポータブル」 (PSP) 全世界約100社のゲームソフトウェアメーカーが参入
2004年5月12日−携帯型ゲーム機 「プレイステーション・ポータブル」 (PSP) 商品発表
2004年9月21日−PSP国内ソフトウェアラインアップ(予定)発表
2004年10月27日−PSP 国内12月発売タイトル発表
2004年12月12日−プレイステーション・ポータブル、プレイステーション・ポータブル バリュー・パック(ブラック)発売
2005年3月24日−バージョン1.50 アップデート開始
2005年4月−UMD Video対応ソフトウェア 発売開始
2005年6月9日−PSP向け周辺機器「カーアダプター」・「アクセサリーポーチ&クロス」発売
2005年7月27日−バージョン2.00 アップデート開始
2005年9月15日−プレイステーション・ポータブル バリュー・パック(セラミック・ホワイト)発売。
2005年10月−全世界累計生産出荷台数1,000万台到達
2005年10月13日−バージョン2.50 アップデート開始
2005年10月27日−PSP向け周辺機器「大容量バッテリーパック」・「メモリースティック PRO デュオ」 (1GB) 発売
2005年11月17日−プレイステーション・ポータブル ギガパック(ブラック)、プレイステーション・ポータブル ギガパック(セラミック・ホワイト)発売
2005年11月29日−バージョン2.60 アップデート開始
2005年12月−全世界累計生産出荷台数1,500万台到達 
2006年3月15日−PS Business Briefing 2006 Marchで公開されたロードマップおよびホームページで、アップデートによる今後の新機能や新サービスを発表。

プレステポータブル 概要

概要
コンパクトなボディに大型ASV (Advanced Super View) 液晶を搭載。据置型ゲーム機の初代プレイステーションを上回るハードウェア性能に加え、1.8GBのディスクUMDやメモリースティック Duoインターフェースを採用し、ユーザーが独自に加工した動画や画像、音楽を再生可能。無線LAN機能によりブラウザを使ってのサイト閲覧(Ver 2.00〜)も可能な多機能端末となっている。詳細な性能は主な仕様を参照のこと。

しかし、光ディスク系メディアを採用したことによるロード時間の長さ、高性能ゆえのバッテリ駆動時間の短さ、筐体の脆弱性などのデメリットも抱え込むことになる。

2005年10月にPSPは全世界累計生産出荷台数1,000万台(SCE報道発表文)に、また2005年12月には同1,500万台に到達した。ちなみに2005年度における日本での推定販売台数(生産出荷台数とは別の数字)は207万台(エンターブレイン調査)。


歴代キャッチコピー
全てのゲーム! を、持ちあるこう。
全ての楽しい! を、持ちあるこう。
さー、何して遊ぶ?
さー、新展開。

システムアップデート
システムのアップデートファイルはインターネット接続によるダウンロード、もしくはUMDメディアのソフトウェアに同梱という形で提供され、UMDソフト起動時にシステムバージョンの確認が自動的に行われる。UMDに含まれているものよりPSP側のシステムのバージョンが古いと、ソフトウェアの指示に従いアップデートを行うまでそのソフトウェアは起動できない。

各アップデートの内容やアップデートを行わせる理由については、システムアップデートの内容や今後の課題を参照のこと。一度アップデートを行うと通常の方法では元には戻せない。

なお、システムアップデートを行うことで不具合が発生するソフトも確認されている(『ドラスロット 巨人の星II』)。これに対してはソフトメーカーがソフトを交換する事で対処している。


Webブラウザ

概要
システムソフトウェアバージョン2.00から、「インターネットブラウザ」の名称で、ACCESS製のPSP向けNetFrontブラウザの無償提供を開始した。単純に“ホームページが閲覧できるだけ”といったものではなく、ブックマークの保存、文字サイズの変更、表示文字コードの変更、アクセスしたページのURL履歴の表示、JavaScriptのサポート、プロキシサーバの設定など、一般的なWebブラウザと比較しても遜色のない機能が用意されている。

特徴
リンクなどの操作はパソコン同様のマウスポインタを使用し、アナログパッドでも操作できる。ページ上の画像や動画もダウンロード可能。これらのデータはすべてメモリースティックに保存され、画像や動画はダウンロードしてすぐ見ることができる。音声についても、対応している形式であればダウンロードして保存後すぐ再生する事も可能である。

また、3つのタブが用意され、複数のリンクを開くことなく複数のページに同時アクセスできる。タブの切り替えは、□ボタンを押しながらLボタンおよびRボタンで行う。□ボタンを押していると、画面上部に「赤、青、オレンジ」のバーが表示されるが、それぞれがタブを表す。そして、現在表示しているタブが一番大きく表示されることになる。

詳しい操作方法については、インターネットブラウザ操作マニュアルを参照されたい。

機能が多い反面、ブラウジング時のデータのストアは全てメインメモリ上で行われているため、動作速度は決して速くなく、画像の多すぎるサイトでは「メモリ不足です。」と表示され利用できなくなる場合もある。ソニーは、データストアにメモリースティックを利用することも可能だが、途中で抜かれてしまうとデータの不整合が起こってしまう可能性があるため、安全・安心を考慮した上で、現段階では意図的に利用しないとしている。

バージョン2.70からFlash表示に対応した。

最近はPSPの画面サイズ向けにレイアウトされたサイトが登場し、壁紙や動画をダウンロードできるサイトもある。

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