プレステ 機種

機種
プレイステーションは製造時期、販売地域によって異なる型番が付けられている。型番によって仕様が異なる。その違いは主に入出力端子の有無によるものだが、内部のソフトウェアが変更されたことによるものもある。メーカーであるソニーは型番による動作の違いはないとしているが、実際にはバグが改善されたり処理能力が向上したりしている。そのため古いハードでは正常にプレイできないゲームがいくつかある。

型番はSCPH-XXXYの形式で付けられている。XXXが型式、Yが発売地域を表している。日本の場合、Yは0である。他国では1や2などの番号が付けられている(fix-me)。

以下、日本で発売されたものについて、違いを述べる。

SCPH-1000
初代ハード。『イチニサン』の掛け声と共に、39,800円で登場。
ビデオ端子、S端子、外部電源端子、パラレルI/O端子が付属。
通気口が少なく、長時間の稼動で熱暴走を起こすことがあった。
内部のソフトウェアにいろいろと不具合があった。
SCPH-3000
29,800円に値下がり。
S端子が削除される。
通気口が改善される。
描画に使用されるカスタムチップが変更された。フォグのかかり具合が違う。
SCPH-3500
24,800円に値下がり。
ファイティングボックス仕様。コントローラー2個が付属(通常は1個)。
BIOSの仕様が変更され、この型番以降単独でコピーソフトが動かしずらくなった(CDチェックの回数が増えた)。その結果、改造チップが開発され、出回る事となる。
SCPH-5000
19,800円に値下がり。
バグが改良される。これの登場以降に発売されたゲームは本体にバグがないものとして開発されているため、3500番台以前のハードでは不具合を起こすものがまれにある。
一部ロットに5500番以降で搭載されている新型の画像チップが搭載されているものが存在する。
SCPH-5500
ビデオ端子、外部電源端子が削除され、マルチAV出力端子から各種専用ケーブルによる出力となる。
基板がPU-20になり画像チップなどが更新され、画質と性能が向上。
なお、ここまでのプレイステーションはCD-ROM読み取り部が設計のまずさから、経年によりピックが沈み込み、データを読み取れなくなってしまうという欠点があった。そのため、5500番台以前のハードを愛用しているユーザーは本体を縦に置く、斜めに傾ける、裏返して使うなどの延命策を施していた。
SCPH-7000
18,000円に値下がり。
振動機能付きコントローラー「デュアルショック」が付属。
CD-ROM読み取り部の設計が改められる。これにより、縦置き術などの努力が不要に。
ポリゴン描画性能が向上(ただし、ソニーの公称では変わっていないとされる)。
音楽CD再生機能が更新され、新たに「サウンドスコープ」というソフトが付属。
SCPH-7500
15,000円に値下がり。
SCPH-9000
パラレルI/Oが削除される。日本では最後までこの端子を利用した周辺機器が開発されなかったためであるが、ゲームのデータを改造するツール、またはコピーCDを動かすツールの接続端子として用いられる例が多かったため、これへの対処とも言われる。
しかし、削除されたのが端子だけで機能は基板に残ったままであった為に配線を施せば使用可能であった。
SCPH-100 (PSone)
定価15,000円(後に定価9,980円へと改定)。
小型化。発売時から変わっていなかったボディが変更された。色はライトグレー。
内部的な性能・機能はSCPH-9000と同等。
SCPH-1000では大量に端子がついて登場したものの、結局最後は電源入力と映像出力のみになってしまったのである。
登場時期がプレイステーション2発売と前後していたこともあり、ユーザー間にはプレイステーション2に搭載されているいわゆる『ワンチップPS』を使用しているのではないかという憶測があったが、(文字通り)蓋を開けてみればほとんどSCPH-9000そのものであった。
開発用プレイステーション(デバッキングステーション)

DTLH-1000など:開発用のSCPH-1000など。SCEと契約したソフト会社のみが入手可能で、門外不出。本体裏に通し番号があり、売り払ったりすると誰が売ったか分かる仕組みになっている。開発用だけあり、コピーCDの状態でもソフトを動かす事が可能。本体の色が一般の灰色とちがい、青色だったため「青ステ」と呼ばれることがある。
DTLH-1200など:開発用のSCPH-3000など。通称リビジョン-Cと呼ばれ、メーカーは前記のDTLH-1000と両方で正常に動作する事を確認させられる。本体が緑色だったため、「緑ステ」と呼ばれることがある。
DTLH-3000:ネットやろうぜ!用。「ネットやろうぜ!」とはSCEが一般層に向けてソフトウェア開発環境を提供するシステムで、12万円で発売された。国籍プロテクトがかかっていない為、日本国内のソフトだけでなく、日本以外で製造されたソフトも動作する。募集締め切りの後、現在は学校関係者にのみ8万円で販売されている。「黒ステ」と呼ばれることがある。
アジア向け仕様プレイステーション:アジア圏ではビデオCD文化が栄えており、それに対応しビデオCDも見られるようにしたもの。本体は白色。

また、業務用の上位基板が大手ゲームメーカー各社で採用され、移植に貢献した(鉄拳、レイストームなど)。

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